メールってコワイ。
メールってより、テキストコミュニケーション全般と言ってもいいかもしれないけれど。特に「メール」の怖さを感じている。
一回送ってしまったら最後。
間違えてでも、送信ボタンに触れてしまったら最後。
送ったメールを取り消すことはできない。
もっと便利なコミュニケーションツールはきっとたくさんあるはずなのに、未だにメールはビジネス界隈でその地位を譲らないように思う。
もしかしたらこの先もずっと、メールはその地位に君臨し続けるのかもしれない。
「ミスは許されない」
というビジネスの厳しさを物語っているように感じられる。
正直中学を卒業して以来、この春にこのフネに乗るまでの10余年。
メールにほとんど触れて来なかった、と言ってもいい。
というより「触れる必要性がなかった」のかもしれない。
それが急にその「必要性」に駆られる状況になったわけで。
正直、右も左もわかっていなかった。
自分のことがまるで「ポンコツ」の烙印を押されたかの如く、情けなく思えてくる。
そんな恐怖も感じている自分がいる。
そしてついに、昨日。
ミスをしてしまった。
厳密に言うと、原因は自分だけにあるわけではないのだけれど。
それでも、そのミスのうち自分が防げたことはあった。
まさに「注意力不足」だった。
ここは自分の特性と向き合うべきポイントだと思う。
良くも悪くも、思い立ったら行動としてアウトプットしてしまう自分の特性が裏目に出やすいところ。
わかってる。
この「コワさ」と向き合った先にはきっと、
一皮むけた自分がいるんだって。
でも心のどこかで一番怖いことは別にある。
このことに向き合うことで、たしかに
変われるのかもしれない。
成長できるのかもしれない。
だけど、それは同時にある意味で
「変わってしまう」ということなのかなって。
自分がやっと見出した「自分の色」なるものがどこかへ行ってしまうのかなって。
思い立ったら動けなくなってしまう、自分になることがぼくは一番コワイのかもしれない。