今日は一日、本当にゆったりしていた。
家から一歩も出ることもなく、それはそれはゆったりしていた。
久しぶりに時間をかけて読書もできた。
今日はそこで感じたことをつらつらと描いてみる。
今日読んだのは古野俊幸さんの「あなたが伸びる学び型」という本。
最近仕事の中で、自分のこれまでの日々の過ごし方に対して自信を失いかけていた。
これまでの自分の時間の使い方や、やってきたことが全然通用しないような気がして、
正直ちょっとへこんでいた。
まあ、ただ自分はそういう時何らかのアクションを起こす。
ただ、嘆いてるというのもまた性に合わないのです。
「根本的な自分の学びに対する向き合い方や、やり方を一度見直してみたいなー」
そんな気持ちで家にある本棚を眺めていた時に手を取りたくなったのがこれだった。
例によって、あんまりネタバレ的なことを描く気はないのだけれど。
結果的に自分はこの本のおかげで見失いかけていた羅針盤のようなものを持てた気がし
ている。
この本はみなさんご存じ「ドラゴン桜」の漫画と掛け合わせながら、ぼくら人間がどんな感じで学びに触れていったらいいのか?をめちゃくちゃ具体的に、かつ科学的に教えてくれるような本だった。
ぼくら人間を捉えるときの一つの虫メガネをくれるような本だった。
この本では人間を「5つの特性を持った生き物」として捉えるということだった。
その5つの要素のグラデーションで個を捉えてみよう!とのこと。
これまでもパーソナルカラー診断だとか、右脳派左脳派診断だとか。
いくつかの方法で自身のことを客観的に捉えるような試みをしてきたことはあったけれ
ど、今回の方法(FFS理論)に基づいた分類はものすごくシンプルに診断ができて、か
つとてもしっくりくるものだった。
そして今までは診断を終えたらそのまま終わり、みたいな次のアクションにつなげるようなことが正直できていなかったのだけれど。今回はその診断を通して自分の「学びに対する向き合い方、クセ」が言語化されるものだったので日常に活かしていきやすい!と感じている。
簡単に自分の結果を描いてみる。
「拡散性」>「受容性」>「弁別性」>「凝縮性」=「保全性」
という結果だった。
太字にした2つの要素が先天的(生まれ持った)な要素で、自分の行動に大きく作用する「好き/嫌い」「快/不快」ようなもの。
残りの3つの要素が後天的(育ってきた環境の中で育まれる)な要素で、上記に補助的に加わって行動に絡んでくるもの。
こんな感じらしい。
細かい意味などはぜひご自身で調べたり、実際にこの本を手に取ってみてほしい。
最後に、ぼくがこの本を通して一番印象的だったところを描いて筆を置こうと思う。
一番印象的だったのは「人によって情報の入り方が本当に違うんだ」を実感できたこと
だと思う。
「人はみんな違う」ということはそれはアタリマエかの如く、ぼくらの意識には刻み込まれているハズだけれど。いざコミュニケーションをとる場面において、そのアタリマエを意識のずっと奥底に忘れてきてしまうことって結構あると思う。
だから仕事や学校、家庭でぼくらはコミュニケーションエラーを起こす。
わかっているようで、わかっていなかったのかもしれない。
この本ではそんな人と人の間にある違いを「漫画」や「数字」というカタチで右脳と左脳の両方に訴えかけてくる仕掛けがある。
それこそ、「数字」の方が情報が入ってくる人と「イメージ」の方が情報が入ってくる人の両方に対して「やさしい」と感じる。
これは「表現」という観点でも個人的に真似させていただきたい要素だった。
「人は違う」をもう少しこの本流に言い換えると「人は学び型が違う」だな、と。
今まで「人の違いのオモシロさ」に焦点を当てて、様々な活動をしてきたけれど。
「どういう観点で違う?」という目線をわかりやすく表現することは大事なのかもしれ
ない。そう感じた。
こと、自分においては「体験」の中で様々な情報を概念化していくスタイルがいいよ!
とのことだった。これは実は無意識にやっていた部分があったので、認めてもらった心
地がして嬉しかった。同時に、その体験の過程で「仮説検証」の目を入れることはあま
りできていなかったと自覚したので、これからは何も考えず体験するのではなく。自分
なりの「仮説」を以てして体験してみる日常を描いていこうと思う。
今日はこの辺で!
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